中村勘三郎さん、永眠。【呼吸不全解説】 [国内ニュース]
どうも、すそです。
歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(57)が12月5日午前2時33分、
急性呼吸窮迫症候群の為にこの世を去りました。
勘三郎さんは6月に食道がんの初期症状であると公表しています。
7月の末には摘出手術を受けていました。
そして11月に肺の疾患が見つかって舞台を延期しているところで今回に至ります。
12時間に及ぶ手術となり、
無事成功して病棟内を歩くほど回復していたそうです。
けれど経過中に肺炎が発症。
思っていたより重症で転院を繰り返して、
ついには回復叶わず無念に永眠した。
今回の急性呼吸窮迫症候群とはどういうものなのか。
呼吸不全の一種で、発症した前後の状態を急性肺障害というみたいです。
治療するにあたっては、
気管挿管を使って、人工呼吸管理が必要であり、
大量の気道分泌物によって肺胞虚脱や細気管支の閉塞が起きるために、
集中治療室管理が必要であること。
説明からもある通り、
呼吸不全になってからというものは
とても騒然であったことが伺えます。
闘病生活の末にこのような事態になることは
受け取る側も大変苦しいことです。
家族や親族が一日でも心が休まることを願います。
そして何より中村勘三郎さん自身安らかに天へといかれることを願います。
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